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奥山國之

「親睦」なくして「奉仕」なし

地区ロータリー情報委員会 委員長
奥山 國之(葛生RC)

 「親睦の中から奉仕の理想が生まれた」とロータリーの発展史の中で先人達はこう語り継いできました。私も、やや過激な表題となりましたが、日頃「ロータリーは、親睦がうまく機能しないとクラブは低迷し、奉仕もままならない」と実感してロータリーに参画しております。親睦の捉え方については所属クラブにおいてもそうですが、クラブ奉仕の根幹をなす委員会であるという認識で、予算、スタッフ、事業内容等十分に神経を使い、活性化が図られているはずです。

 他方、親睦偏重は、仲良し・お遊びクラブに堕して各奉仕活動がなおざりになるのではと、そしりを受ける心配もありますが、賢明な活動プログラムを提供する限りにおいては、親睦効果はむしろ思いやりの心を引き出し、ニコニコへの投入も自然体で、楽しみや喜びを表現して行われる場面が増え、相乗効果として、周りの仲間にその奉仕の心が伝わる、好循環が認められます。その結果、会員間の絆は一層強まり、頼み事も断れない義務感と使命感が無理なく醸成され、1年交代制の良き人事慣行の定着につながったと理解できます。他の団体の人事上のゴタゴタを見るにつけ、素晴らしい人事のあり方だと感服します。

 さて、6月はロータリー親睦活動月間、年度末で各々奉仕事業を成し遂げほっと一息ついて居たいところだと思いますが、RIは、自分の趣味や職業を通じて、あるいは、大病を患って見事生還した人達が国を超えて喜びや励ましを共有できるプログラムを推進する上で、この6月を強調月間として制定しました。国際奉仕プログラムにおいて「親睦」の出番が期待されます。現在、RI公認の活動グループは100近くあり、延べ総会員数の1%強が参加しているようです。活動組織からみると、地区、国や世界の広い範囲での展開が有効かも知れません。

 終わりに、私事になりますが、一昨年、RI公認の「ロータリー囲碁同好会」に自ら入会し、同年180名出場の全国大会に早速参加しました。地区大会と違った同好ロータリアンの集い新鮮な気分で楽しい二日間交歓してきました。