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ロータリーの新しい流れ−基本に戻ろう地区100周年記念大会 |
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2005年2月23日、ロータリーは創立100年を迎えます。ポール・ハリスと3人の仲間が、米国シカゴと言う街で創めたこの組織が、今や全世界に拡大し、166ケ国、クラブ数31,561、会員数1,227,545名の職業倫理を重んじる実業人、専門職業人が手を結び合い、世界の恒久平和を願って、夫々の地域社会への奉仕を続けています。 1928年に刊行された「ロータリーの創始者」のなかで、ポール・ハリスはロータリーの未来について次の様に述べています。「ロータリーは今後華々しく開花するに相違ありません。創始以来僅かな年月で〈23年間〉43ケ国に広がった運動は、あらゆる国に広がるまで、波のように押し寄せる運命をたどるに違い有りません。 全ての国に広がったその時が、その広がった地域を耕す時なのです。なすべき事は何時でも十分に有ります。 人類を向上させる運動の倫理的概念だけが全てを包み込む概念です。ロータリーは全ての人に影響を与える運動となるまで決して自己満足しては成りません。」ポール・ハリスは、今から75年前に既に今日を予見して居たのです。この言葉の中に私は、二つの重要な言葉を見出します。一つは、ロータリー運動の基本は地域を耕す事だと言う事。二つは、この運動を包み込むものは倫理的概念だと言うことです。 当時のシカゴは、アメリカ経済の坩堝と言われ、商工会議所も同業組合も無く、商売の仕方は、「人に遣られる前に遣れ」「同業者は敵だ」という考え方が支配的でした。企業の発展競争が情け無用の無慈悲さで展開されていたのです。ポール・ハリスはやる気があって、しかも混迷に満ちたこのような街にこそ、ロータリーのような善意の組織が根を張るのに相応しいと思ったのでした。 奉仕と言うロータリーの基本理念は、人は自分の為だけでなく、他人の為になるように誠実に尽くす事によって、初めて自分の幸せを手に入れることが出来ると言う事です。ロータリーの綱領もそうですし、フランク・コリンズの提唱した「超我の奉仕」と言う第一モットーも同じ事を言っています。また、私が理事を勤めていた年度、日本中のロータリアンの強い支援によって、復活出来たアーサー・シェルドンの「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」という第二モットーも全く同じ意味なのです。 「手を貸そう」という年度テーマを掲げられたマジィアベ会長は、ロータリーの運動はロータリークラブが原点だから、先ずクラブに「手を貸そう」と主張されています。 「慈愛の種を捲きましょう」といわれたラタクル会長は、良いクラブの親睦とは、会員同士が相手に対して示し合う慈愛と関心の上に成り立ちますと言われています。 倫理観を堅持して地域社会を耕す事、その行動力の原点は慈愛に満ちたクラブの中にある事、これが21世紀の新しい流れだと私は確信しています。 |
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