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「勇気を出して街頭募金」

宇都宮陽東RC 会長 岡  孝夫
宇都宮陽東RC 幹事 角野 昌之
社会奉仕委員長 比企 達男

 宇都宮陽東ロータリークラブは、発足当初から、社会奉仕活動の対象を青少年に絞って来た関係で、新世代委員と合同で活動することが多い。
 児童養護施設、下野三楽園の児童生徒と、真岡市の一万人プールで毎年夏の一日を過ごす奉仕活動は、新世代委員が主体であったが、宇都宮陽東中学校の生徒、教員の方々と合同で行う、恒例の道路清掃奉仕活動では互いに一緒に。又、今回報告する自立援助ホーム「星の家」支援のために行った街頭募金活動は、社会奉仕委員が主となって行った。

 下野三楽園は、親の離婚、蒸発、虐待等々様々な理由で親から離れることとなった子供達を養護する施設の一つであるが、それ等の施設の出身者で、仲々自立出来ないでいる、15才から18才までの子供達が身を寄せる場所が「星の家」である。
 自立援助ホームの運営は、平成9年に発足した「青少年の自立を支える会」が中心となり、会費や寄付等で支えているが、平成11年には「認定特定非営利活動法人」の認定を受けた。ホーム長の星俊彦氏、美帆夫人、3人の男の子さん達と、常時5、6人の子供達が生活を共にしながら、再び社会に羽ばたくための準備をする。子供達にとっては、実家の様な存在であり、荒波で傷ついた羽を休める母港でもある。宇都宮陽東ロータリークラブは、この会の発足の時からかかわり、奉仕活動の柱の一つとして力を入れて来たが、昨年からその協力の一貫として、街頭募金活動を始めた。

 県都の繁華街、オリオン通りの3ヶ所に陣取り、ライオンズクラブの献血キャンペーンや、韓国系のキリスト協会の聖歌隊による路傍伝道に伍して、我々もメガフォン片手に声を張り上げた。「親がいても仲々自力出来ないこの御時世に、親のいない子が自力しようともがいています。どうぞ御理解と御協力を」と、5時間立ちっぱなしの辛さも同時に味わったが、会員の働きも然る事ながら、奥さん方や、お嬢さん方の積極的な姿勢は特記すべきものがあり、会員だけではこうは行かなかったと、率直に認めた次第であった。人通りは昨年の3分の1で、不景気を実感したが、募金額は昨年とほぼ同等であった。
 星の家の抱える問題は色々あるが、今後の運営の問題、建物の老朽化と建て替えの問題、星さんの後継者の問題と、いづれも難題であるが、当クラブはこれからも真摯な姿勢で取り組んで参る所存であり、又、行政を含め、もっと大きな力が、星の家を支えることになればと願う次第である。