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職業奉仕と米山月間に思うRI2550地区ガバナー佐野 正行 |
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10月は職業奉仕月間になります。職業について創始者ポールハリスは不公正な商利益の追求を認めませんでした。これはロータリーの専門意識の強調と言う独自性であり、他の奉仕団体と異なるものであります。そして元RI理事のエルマー・ジョーダン氏は「あなたや私が日々の糧を稼いでいる職業奉仕の場こそ、私たちがロータリアンとして評価されるところなのです。私たちがビジネスや専門職でどのように行動するかは、本当に重要なことなのです」と述べられています。又、マジイアベRI会長は、「職業奉仕はロータリーのアイデンテイテイの為の重要な部分であり、我々にとり模範を示し、職業奉仕への約束を改めて示す絶好の機会です。これは企業内での倫理を最高にする事と、それを守り、高揚することです」と述べられています。 私は職業奉仕とは、職業倫理の高揚であり、そして我々の職業を通じて真摯に社会に奉仕することと考えます。 Vocational Service(職業奉仕)の理念に対し、職業人として、社会人として日々の生活の中に根ざす職業奉仕を考えなければならない問題であり、この理念こそ発足以来100年を迎えようとするロータリーの根底に流れる基本理念ではないでしょうか。皆様方もこの理念にもとづいて、職業活動を考えていただき、ただ単に「四つのテスト」を復唱するだけでなく人々に、社会に手を貸していただきたいと思います。 更に10月は米山月間です。米山奨学会は日本のロータリー独自の奨学事業です。1953年東京ロータリー・クラブが、日本最初のロータリー・クラブの創立に貢献した、米山梅吉氏の功績を称えて始められました。そこには奨学事業を通じて、世界に「平和日本」を理解してもらう大きな願いがあったのです。やがて東京ロータリー・クラブから始まった事業も国内全クラブの共同事業となり「月にタバコ1箱を節約して」の合言葉に1人月額50円の募金を募る運動がスタートしたのです。1954年に1人の奨学生を生み、1958年には8人と其の事業は着々と成長を遂げ、1967年にはついに文部省より財団法人の設立認可が下り、財団法人ロータリー米山記念奨学会が発足したのです。こうした歴史を経て1人から8人に、やがて100人になり現在では38カ国、1000名を超える奨学生が日本で学んでおり、累計では96カ国、11542人の奨学生がおられます。それは12万人の日本のロータリアンの力なのです。 米山の事業は米光先生も話されておられるように、単に奨学金を集めるだけでなく、奨学生の世話クラブやカウンセラーをしていただくことにより、米山の事業を理解していただき、又、学生の月一回のクラブ訪問はおたがいの理解と、日本文化を勉強していただく意味で重要なのです。今米山奨学会の方針がかなり変化をし、当初の財政的に恵まれない留学生の育英事業から大学で選抜する学力主義に変わったことです。ガバナー会でもいろいろの意見があります。現在米山事業は不景気の影響を受け、積立金を取り崩す、苦しい財政状況です。是非皆様の大きな力を、米山奨学会に手を貸していただきたいと思います。 |
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